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                 年末報告 
 ここでは2001年より毎年患者様宛に郵送している年末報告を掲載します。1年を通しての活動状況を知って頂くための広報の場です。


2015年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年も残すところ僅かになりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。今年の活動報告をします。

口腔再建インプラント研究会(三井記念病院)での内容

4月5日(座長)

8月30日 「前歯部骨の吸収について・矯正学的立場から」

      「歯牙移動による歯槽骨再生について」

 

  ・ゼミナー

歯の小移動に関するゼミナー(2月21,22日 3月14,15日)

全顎矯正ゼミナーが(4月12日、5月10,17日、6月14日、7月12,26日、8月2日、9月6,13日、10月4日、11月8,15日、12月6日)

                      合計17日

   ゼミナーに関して

 開催して欲しいという歯科医師からの要望はありましたが、会場や日程を決める段階で苦戦しました。業者がバックについていれば容易ですが、(そこを借りれば良い)丁度良い広さの会場を毎月確保することなど至難の業です。少人数で技術を教えるにはそれほど大きな会場は要らない、毎月同じ日程で確保できる、時間制限が無い、前日から準備できる・・・そんな都合の良い会場など見つかるわけがありません。そこで考えた、会場を診療室にすればよい。内装工事をして間仕切り等の壁を全て可動式にしてセミナーの時にだけ移動させればスペースが確保できる。準備も前日から出来、器材の移動もいらない、実際の治療を見せることもできる。決定!

 

 

参加者については当初人数が集まるか心配でしたが、全て満員となりました。ことに全顎矯正セミナーは、定員を超えてしまい、2グループの予定を3グループへと増設しました。また遠くは九州、沖縄からの受講者もいました。彼らは受講料の他に航空機チケット代、ホテル代も含めると相当な金額になるはずです。それでも通ってくださるのは本当にありがたいことです。受講生の期待に沿えるようにセミナーを続ける予定です。このように全国から集まっていただけたのは長年の講演、出版によるところが大です。これにより休日が減ったので他の講演を受けることが出来難い状況になっていますが、当分セミナーを優先させる予定です。

 

 

 皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。


2014年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年も残すところ僅かになりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。今年の活動報告をします。

・講演

225日 スダディーグループC,D,R,I(東京)

319日 鶴見大学歯学部補綴学講座(鶴見大学)

97日 口腔再建インプラント研究会(三井記念病院)

112日、3日 スタディーグループ W,D,S,C(東京)

12月5日 神奈川県保険医協会(横浜)

・ゼミナー(4回)

629日、83日、105日、127

 

   CTの導入

 当医院でもCTの導入に至りました。これにより三次元の画像で的確な診断が可能となりました。インプラント、矯正治療、根管治療、顎関節症など広範囲に活用できます。

   講演に関して

・鶴見大学の小川匠教授(補綴学講座・クラウンやブリッジを作る講座)の依頼で講演をしました。補綴治療と矯正治療をどう捉えていくかという話をしました。何故私が?と思いましたが、小川教授に私の本が目にとまり所有しているそうです。

・口腔再建インプラント研究会は三井記念病院の口腔外科医が中心となり発足した会で現在500名くらいの会員が在籍しております。昨年より理事をさせて頂いておりますが、そこで咬合(かみ合わせ)とインプラントについての話をしました。

・スタディ-グループW.D.S.Cでは包括歯科治療について2日間に渡り講演をしました。ビルの8階で私がベテランの先生に講演する一方、7回では新人向けに日本歯科大学新潟校の遠藤敏哉教授(矯正学)が講義をするというプログラムでした。基礎を遠藤教授、臨床を私が担当という構成でした。

・神奈川県保険医協会では4回目となる講演をしました。

   ゼミナーに関して

 毎年ゼミナーを行ってきましたが、ほとんどは協賛メーカーがついていました。メーカーは自社商品の販売が目的ですから、ゼミナーに使う材料に制限があったり、商品が売れなければ協力を得ることができません。受講された先生方から全顎矯正治療のゼミナーをやって欲しいと前から言われていました。講演なら100名でも1000名でも話す内容は変わりませんが、ゼミナーのような技術指導となるとどうしても少人数でなければできません。メーカーからすると技術は商品にはならず、しかも少人数では目的が達せられないので、私にとっては協力を得られないことになります。そこで全顎矯正ゼミナー自主開催ということになります。どこで開催するか?どれだけの歯科医が集まるか?等ありましたので、わかっている範囲の先生にメールを出しチラシの準備をしました。すると日程がはっきり決まっていないにもかかわらず、こちらの想定を上回る受講者がいることがわかりました。このままだと来年の日曜日は20日間ほどゼミナーになりそうです。

 ところで矯正専門医ではない私が矯正治療のゼミナーをし、「シャベル切歯を持つ日本人の歯の矯正」という全顎矯正治療の本を出版したことを不思議に思われるでしょう。

これにはわけがあります。日本では日本矯正歯科学会という組織があり矯正医の認定を行っています。この制度は30年以上前から行われている制度ですが、当初はアメリカ矯正学会と同じような認定制度を行おうと発足されました。アメリカの認定制度(A.O.B)は認定に当たり治療がきちんと出来ているかということに重点が置かれています。資格希望者は自分で行った矯正治療の術前と術後の資料を出し、それを誰が提出しているかわからないようにし、審査官が診査をするブラインドテストがなされます。治療がきちんと出来ていれば認定医に、できなければ不合格になるといものです。ですからアメリカの認定医(A.B.O)を持っている歯科医は矯正治療ができると判断することが出来ます。

日本でも同じ方式を取り入れ始まった最初の認定試験で思わぬことが起きました。現役の教授が不合格になってしまったのです。海外の論文を翻訳するなどの功績もある方なのでこれはまずいということになり、最終的に治療ができるかどうかという部分が判定から削除することになりました。このことにより日本の認定は治療が出来なくて得られることになったわけです。運転免許書にたとえると学科のみでOK、ペーパードライバーということになります。日本の認定からわかることは大学の矯正学講座に4~5年籍を置いていたということだけです。

このような変更に異を唱える歯科医もいました。その代表が学会の理事だった故窪田勝信先生―つまり私の矯正治療の恩師です。そんな経緯の後に窪田先生の弟子になったわけです。当時私は上手くなれば何でも良いと余り気にしていませんでした。

 そして現在では私の本は海外に翻訳され、海外から講演にも呼んでもらえるようになりました。海外で私が認定医でないことを知ると不思議がられた。彼らは治療が出来るのだから申請すればよいではないか、と考えている。しかし、日本の認定制度はいくら治療が出来ても評価は0だということを彼らは知らない。何故と聞かれても、説明をすることもできない。これが日本のルールだから、としか答えようがありませんでした。

 このような状況下で、良い治療を目指す歯科医にとってどこで学べばよいか、ということが重要になります。たぶん若いころの自分と同じでしょう。そのような歯科医を対象に来年はゼミナーを自主開催する運びとなりました。ところで会場はどうしたかと言うと、診療室の壁を稼動式にし、診療代の上にスライドスクリーンが設置されていることからもおわかりいただけると思いますが、診療室で行うことにしました。ここならば自由に日程を組むことが出来ます。

 来年も忙しくなるだろうと予想しています。

 

 

 

 皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

 


2013年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年も残すところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。今年の活動報告をします。昨年より書いていた原稿が無事出版の運びとなりました。

・出版 「シャベル切歯を持つ日本人の歯の矯正」 砂書房(926日)

      「月刊デンタルダイヤモンド 林治幸」デンタルダイヤモンド(1125日)

・講演

516日 松風(東京)

1024日 インプラント矯正世界大会 (韓国・テグ)

1027日 松風(京都)

1117日 口腔機能再建インプラント研究会(東京・三井記念病院)

・ゼミナー

1月20日、52日、84日、106日、121

  

今年「シャベル切歯を持つ日本人の歯の矯正」を出版させていただきました。治療の分野の執筆はそれほど難しくはありませんでしたが、第2章の「多様な歯を持つ日本人の成り立ち」は形質人類学・分子人類学・考古学や歴史の問題が絡みまとめるのに大変苦労しました。原稿を書き終えて校正の最中に編集者が体調を崩し仕事ができなくなりました。そこで第2章は大幅にカットして出版となりました。一方デンタルダイヤモンド社から出版依頼がありましたが、忙しくてとても出来ないとお断りをしました。しかし、とにかく何でもよいから書いて欲しいと粘られて、一番短くて簡単なものということで

「月刊・林治幸」と言う毎月個人名で出すシリーズを引き受けました。50ページくらいで何を書いても良いということなので気楽に引きうけましたが、途中同時進行となり苦労しました。そんな最中に1冊目の編集者が病気になったわけです。中途で出版したので書いた原稿が残っています。そこで2冊目の最後に一部載せてよいかダイヤモンド社に尋ねると「初頭にもって行きましょう。」と言うことになり少しですが載せることができました。実は1冊目の編集者にとってこの本が最後になることを2冊目の編集者が知ったからです。(1冊目の編集者は1125日に逝去されました。)

1冊目の本を携えて韓国テグで開催された「インプラント矯正世界大会」に持って行き、その内容を主に講演をしてきました。カナダのカルガリーから来ていた先生がシャベル切歯(東アジア人に多く見られる歯)のことがわかったと言っていました。カナダには東アジアからインディアンになった人々が移動していますが、シャベル切歯はその証拠なのです。講演後関西空港から京都に移動し1日講演をして帰宅しました。講演の掛け持ちは移動距離も長くなり疲れました。

口腔機能再建インプラント研究会でのケースプレゼンテーション後主催者から「理事になって欲しい」と依頼がありました。お世話になった先生や熱心な読者の先生もおり引き受けることにしました。(また仕事を増やしてしまった。来年はすでに次の出版依頼がきているのに。)

最後に砂書房の編集者故松平信輝氏のご冥福をお祈りします。私が30代のころより20年近くに及び編集に携わっていただき6冊の出版ができ、そのうち4冊は海外に翻訳されました。彼の編集なしにはとても出来なかったことです。感謝と共に残念でしかたありません。

 

 皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

2012年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年も残すところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。今年の活動報告をします。昨年同様講演・ゼミナーは出来るだけ少なくして原稿書きに絞っています。

・講演

122日 鶴歯会(大阪)

628日 松風(東京)

1110日 十日町歯科医師会(新潟)         

・ゼミナー

25日、45日、85日、930日、122日、

昨年に続き来年出版予定の原稿が遅れ思った以上に時間がかかっています。「日本人の歯と矯正治療について」(仮題)ですが、特に「日本人の歯について」の部位が思った以上にてこずっております。例えばヨーロッパ系の人の歯は小さく薄い歯をしていて、均一な形態をしています。(だから矯正治療もシステム化されています。)ところが日本人の歯は均一ではありません。小さく薄い歯から大きく厚い歯まで様々です。親子、兄弟間でも大きく違う人もいます。つまり日本人の歯はバラついていてどのような歯が萌出するかは親子でもわからないのです。日本人は単一な民族のように思われていますが、遺伝子レベルで見るとその多様性に驚かされます。例えば社会科で渡来系弥生人と習いましたがどこから来たのでしょう?教科書的に言えば朝鮮半島や中国ということになります。もちろん朝鮮半島や中国大陸からの人もいます(遺伝子的にもはっきりしている。)が、実際にはベトナム人(越)からの遺伝子が多いようです。ベトナム人の歯は中くらい、厚さやや厚め程度です。と言ってもピンとこないでしょう。しかし彼らが伝えた遺伝子には我々が知る下戸の遺伝子(お酒が飲めない人の遺伝子)があります。韓国では下戸(お酒を飲めない人)の割合が25%くらいです。日本人の平均は44%になります。渡来人が来る前にいた縄文人(遺伝的には均一ではない。)には下戸はいません。つまり下戸がいない縄文人のなかに下戸の遺伝子を持ち込んだのが渡来人となります。韓国からの渡来では25%以下にならなければなりません。しかしそうはなっていません。ベトナムは57%と下戸率が非常に高い。

ベトナム(越)というとずいぶん南方に思われるかもしれませんが元々3000年前、長江下流域に水田稲作を行う周王朝を築いていたのですが、後に滅ぼされます。その後一部は南方のベトナムへ、一部は朝鮮半島南部や北九州へと広がって行ったわけです。ベトナムではサーフ文明、朝鮮半島南部では東三洞(トムサムドン)貝塚、金海貝塚、北九州では吉野ヶ里遺跡等から甕棺墓(カメカンボ)が同時期に出現しています。そして彼らが水田稲作と下戸の遺伝子を運んできたわけです。日本ではその後水田稲作で人口を増やしながら東へ広がってゆく様子が歯の形の変化から読み取ることができます。・・・・日本はユーラシア大陸の東のどん詰りにあります。多様な遺伝子の最終的なたまり場でもあります。日本人というと同じ人種のように思われますが、多様な遺伝子の集合体でもあります。その現れとして歯の形態、大きさの多様性がそれを示しています・・・・・・・。

「日本人の歯の成り立ち」を書くことは「日本人の成り立ち」そのものを書くことになります。それは遺伝子から見た歴史でもあります。大きく違うのは遺伝子がこうなっているから、過去にあったはずだと先に答えがわかっていることです。書くのに本当に骨が折れます。しかし、歴史の真偽がわかり、思わぬ発見もあり面白い仕事でもあります。

 皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。



2011年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年は311日の東大震災により多くの方が被災され、その影響は各方面に渡りました。

 私の場合4月より始まる予定の1年間コースのゼミナーがキャンセル多数になり中止になりました。(半年コースは通常通り行いました。)東北は無論、他の方々もこれからどうなるのか不安で、ゼミナーどころではなくなったようです。たとえば北海道の先生は「飛行機が福島上空を通るのは放射能が心配だ。」とか、東京の交通状況がどうなるのか判らないなど、まさにパニックです。

 講演に関しては、今年は次の出版のため時間が必要になると思い、可能な限り講演はすべて断っておいたので、212日 日本口腔インプラント学会での講演だけになる予定でした。しかし、1年コースのゼミナーが中止になり時間ができたところへ韓国テグから講演依頼がありました。テグからの講演依頼は昨年の秋、今年の春に続き3度目でしたので、今まで断っていましたが今回は行くことにしました。

・講演

221日、日本口腔インプラント学会 (みなとみらい21)

1127日、第2回矯正学会大邱慶北、釜山蔚山慶南支部学術大会  (韓国テグ)         

・ゼミナー

227日、424日、529日、717日、925日、1016日、1120

 

 釜山蔚山慶南支部学術大会は韓国の南部地区で行われる大会でテグのキュンポック大学(慶北大学)と釜山大学が中心となって行われているようです。演者は6人、イジェモク教授(慶北大学歯学部歯周病科)、ギムソンギョ教授(慶北大学歯学部保存科)、ギムソンシク教授(釜山大学歯学部矯正科)、ホジュンボ教授(釜山大学歯学部補綴科)、チェジョムイル教授(釜山大学歯学部歯周病科)それと私でした。テーマは「協診治療」ということで各科の協力で治療を行うというものです。各科の先生方の講演(各々45分)後、私がそれらを含んだ「包括治療」を見せるというプログラムだったようです。

 私の持ち時間ですがはじめに依頼がきたときに日本語ならば90分、通訳を介して120分、英語ならば通訳は要らないので長くてもかまわない、とのことでした。前回韓国ソウルで講演した時は日本語でしましたが、通訳が悪くて泣かされました。そこで今回は英語ですることにしました。1200枚にのぼる写真とレントゲン、パワーポイントで340枚程度、ハードカバーの本なら1冊、というもので始めは時間が足りなくなるのではないかなと心配しました。ところが実際にやってみると予定より早く終わってしまいました。始めに私が韓国語で挨拶と自己紹介をしました。それが終わった途端に気がらくになり英語での講演が一気に進みました。途中つかえるかなと思っていた分野もすらすら英語が出てきます。どうしたのかな?これって火事場のバカ力?このまま行っちゃえ、とばかりに終わりまで行ってしまいました。70分強、予定より35分以上早く終わってしまったのです。同行した先生に「早すぎる。」と後で言われました。英語のスピーチコンテストじゃあるまいしスラスラ話すのが目的ではなく、内容を伝えることが主なのだからもっとゆっくり進めるべきでした。韓国講演再び反省。なかなかうまくいきませんね。(その後の反響等、詳しくはホームページにアップしました。検索は「林歯科医院林治幸」で行って下さい。)

 今年は世界的に不運が続きました。来年こそは皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。



2010年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、講演についてご報告させていただきます。

講演・ゼミナー

2月1日、ゼミナー東京              8月22日、ゼミナー東京

2月14日、講演、大阪              9月19日、ゼミナー東京

2月21日、講演、福岡              9月26日、講演、名古屋

3月7日、ゼミナー東京              10月3日、ゼミナー東京

3月14日、講演、伊勢:伊勢歯科医師会(三重県) 11月11、12日、講演、

3月21日、講演、東京               (バンコク、インプント矯正学会アジア大会)

4月4日、ゼミナー東京              11月28日、ゼミナー東京

5月9日、ゼミナー東京              12月19日、ゼミナー東京

6月1日、ゼミナー東京

 

出版

8月、「歯牙移動による歯周組織再生療法」の韓国語版が出版されました。

   (これで私の本5冊中4冊が韓国語になりました。)

 

 今年印象に残ったのはインプラント矯正学会アジア大会です。前回世界大会(USAデンバー)で講演したときには日本人は私だけでしたが、今回はアジア大会なので日本の演者も多く5名でした。国別内訳は日本、韓国が5名ずつ、タイ2名、ポルトガル1名、ロシア1名、レバノン1名、UAE1名、インド1名、USA1名、オーストラリア1名、合計19名により行われました。私にとって海外講演は休診にしての出席になりますので、できたら参加しないで済むようにしていますが、今回の大会責任者の韓国慶北大学教授Hee-Moon Kung 教授が私の本の翻訳者なので出ないわけにはいかない。(前回デンバーでは英語版が出版されたのでいきましたが)。講演は無事終了しました。会場の帰りのエレベーターの中でアラブ系の先生からyou are best と声をかけられました。韓国の先生からは、10年前に私の本を読んだが、ここで会えて嬉しい、と話しかけられました。さらにドバイ政府の健康・医療サービス課の人、バンコクの先生・・・最後は翻訳者のKung先生まで、講演にきませんか?である。Kung先生は来年の予定まで聞いてきました。

現在私はゼミナーを主に活動をしています。何故かというと講演を聞いただけでは実際の臨床で生かすことが難しいからです。(見学希望者の先生もいますが、お断りしています。)

 今回日本の演者は丹根一夫広島大学教授、山城隆岡山大学教授、山本照子東北大学教授、高橋正光先生(練馬区開業)そして私ですが、私以外は休診にするなどとは関係ない方ばかりです。海外からの講演依頼は毎年ありますが、正直言ってパスしたいのが本音です。(詳しくはホームページにアップしました。検索は「林歯科医院林治幸」で行って下さい。)

 皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。





2009年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、講演についてご報告させていただきます。

講演・ゼミナー

6月7日、ゼミナー東京

7月19日、ゼミナー東京

7月26日、講演、大阪:歯科医師会

8月9日、ゼミナー東京

9月6日、ゼミナー東京

10月4日、ゼミナー東京

11月8日、ゼミナー東京

12月6日、ゼミナー東京

12月13日、講演、京都:日本インプラント臨床研究会関西支部

12月20日、ゼミナー東京

執筆

4月、医院スタイルそれぞれ:デンタルダイアモンド

9月、歯槽骨増生・維持における歯根膜の役割:歯界展望(東京歯科大学・村松敬講師と共著)

10月、矯正移植:デンタルダイアモンド(東京歯科大学・下野正基教授らと)

出版

7月、「歯牙移動による歯周組織再生療法」:砂書房

10月、「インプラント矯正入門」ポルトガル語版

 

 今年前半は出版のため講演等は全て断り、執筆に専念しました。後半から活動を再開しました。かねてから以来があった歯科医向けの1年コースのゼミナー(20~25名)を始めました。2か月に1度で1年というコースでしたが、申し込みが多く25名ずつ2グループに分けて行うことになりました。このゼミナーは来年の夏で終了しますが、すでに次の申し込みが来ているので新しいメンバーで来年も行うことになります。ゼミナーの参加者は北海道から鹿児島まで日本中にから参加されています。本当に熱心な先生が多いのに驚いています。

 「インプラント矯正入門」は日本語・英語・韓国語・中国語に続いてポルトガル語版が出版されました。これで5カ国語、どこまで広がるのでしょうか。

 「歯牙移動による歯周組織再生療法」は発売と同時に歯科界の本のベスト2にランクされました。値段が高い本(18,000円+税)がいきなりベスト3に入ることはないそうです。現在英語と韓国語への翻訳の問いあわせが来ています。今後どうなるのか楽しみにしています。

 

 今年はリーマンショックより続く景気の低迷が深刻な問題になっています。いずれは景気回復すると思いますが、皆さまにとって来年が良い年になるようにと祈りつつ、年末報告とさせていただきます。

どうぞ良いお年をお迎えください。







2008年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところ僅かになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、講演についてご報告させていただきます。

講演・ゼミナー

217日、千葉:千葉スタディークラブ・講演

  24日、鹿児島:歯科医師会・講演

32日、ゼミナー仙台

516日、アメリカ・デンバー:第3回インプラント矯正世界大会・講演

61日、ゼミナー東京

615日、東京:学際企画・講演

622日、青森:歯科医師会・講演

629日、大阪:学際企画・講演

1015日、東京:松風歯科クラブ・講演

今年の講演で印象に残ったのはアメリカ・デンバーで行われたインプラント矯正世界大会(WMIA)にゲストスピーカーとして招待されたことです。

一昨年出版した「インプラント矯正入門」が昨年英語に翻訳され出版されましたが、それがきっかけでオファーがありました。今回の講演の内容はインプラント矯正の応用編になります。アメリカでの講演は初めてなので、英語が心配でしたが、3年前ソウルで講演した時に同時通訳が悪く本当に困った、という苦い経験がありましたので、今回は絶対に自分の言葉で話そうと決意しました。

さて講演は盛況のうちに終了しました。私の次の演者アルゼンチンのアルフレッド・アルバレズ先生は私の講演が終わるなり「エクセレント」と声をかけてくださいました。

予想以上にうまく行きました。どうしてうまくいったのでしょう?それにはちゃんと理由があります。私の講演は症例を主体としています。そこで症例+キーワードそれにパソコンでアニメーション設定を行いました。まるで漫画の画面が1ページずつ変わってゆくようにしたのです。つまり私が一言もしゃべらなくても内容が伝わるように準備したのです。この準備のために知り合いの先生に集まって頂き、無言で私がパソコン操作をします。それで判るかどうか試しました。この予演会を3回行い最後には何もしゃべる必要がないくらいにまとめたのです(これには相当時間がかかった)。そこに英語を加えればよいわけです。問題は英語の発音ですが、医学系の電子辞書を使えば簡単に解決できました。 

講演当日はパソコンを動かすたびに会場でうなずく様子や、わかったという表情、それについてのざわめきが感じられました。英語で私が話す前にほとんどが理解してくれていたようなのです。

講演後、アルゼンチン・韓国から講演依頼がありました。また、英語のウエブサイトはないか、とか英語の出版の予定はないか、と質問されました。なかにはメールアドレスを私に手渡し、出版が決まったらすぐに連絡してほしい、という申し出もありました。

出版に関しては内外から依頼が来ていましたので、早急に取り掛かるようにしました。そこで6月以降の講演、ゼミナーは中止できるものはすべて中止して現在原稿書きに集中しております。この年末報告を書きながら、一方では原稿の校正を行っています。いよいよ来年は出版となります。

尚、私事ですが父が永眠いたしましたので、喪中につき新年のご挨拶を失礼させて戴きます。

(デンバーでの模様は「第3回WMIAに参加して」と題して歯界展望10月号に掲載しました。添付しますのでご覧ください。)



歯科界展望2008年10月号

当日のスケジュールです。

講演の様子です。

ストレートワイヤー法で世界的に有名な    パナマ・アルゼンチンの先生と
  アンドリュース先生と

演者一堂                     講演後渡されたメモ

200年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところ僅かになりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、出版、講演についてご報告させていただきます。

・執筆

1、日本歯科評論7月号 一般臨床医が行なうインプラント矯正とその有用性

2、GCサークル123号 より確実・簡便になった「フジⅨgpファストカプセル」と「ジーセムカプセル」

 ・出版

昨年9月に出版した「インプラント矯正入門」は今年第2版の出版となりました。5月には英語、韓国語版が発売になりました。英語版発売の影響は大きく、その後中国語、イタリア語、ロシア語の翻訳依頼がありました。

また、10月には来年5月に米デンバーで行なわれるWMIA(小さなインプラントを使った矯正治療の世界大会)から講演依頼が来ました。来年はいよいよアメリカで講演です。

  講演とゼミナー

昨年12月より始まったゼミナー(実習+講演)は追加も含めた12回になりました。講演は7回で、合計19回とハードなものになりました。

2006年、127日、ゼミナー(東京)21日(大阪)

2007年、218日、講演(長野市・三水会)

321日、ゼミナー(東京)

47日、講演(京都・京都デンタルスタディークラブ)/ゼミナー8日(東京)15日(大阪)

53日、ゼミナー(福岡)

617講演(島根県歯科医師会)

78日、ゼミナー(東京)

823日、講演(横浜・神奈川県保険医協会)/ゼミナー26日(名古屋)

930日、ゼミナー(大阪)

109日、ゼミナー(福岡)/13日、講演(稚内・稚内歯科医師会)/28日、講演(東京・日本インプラント臨床研究会)

1129日、ゼミナー(東京)

122日、講演(大阪・愛知学院大学歯学部同窓会)/9日ゼミナー(札幌)

 今年はゼミナー、講演とも可能な限りお引き受けしましたが、日程の都合上インドの講演はお断りしました。終わってみて判ることですが、とにかく疲れました。来年は回数を減らしたいと思っています。

 

今年一番のトピックスは英語訳の本が出版されてことです。英語版が出版されたとたん一気に世界に広がりました。いきなりインドから講演依頼があったのには驚きました。反面、困った問題もありました。それは中国語版の出版です。契約もほぼ終わりもうすぐ出版という時になって相手の出版社と連絡が取れなくなってしまいました。それから2ヵ月後、日本の出版社・著者の私の承諾も得ず中国語版が勝手に出版販売されていたのです。インターネットで検索中に中国で販売されていることを知ったこの本の編集者はがっかりされていました。しかも翻訳された方は中国の医学博士でもあるのですが・・・そこが中国なんでしょうね。ディズニーランドやキティーちゃんだけでなく私の本も見事にパクられてしまっていたのです。現在この本の編集者が対応に当たっていますがどうなることでしょうか。今後の経過は来年ご報告いたします。

 ちょうどこの文を書き終えようとしたところ、来年11月韓国のテグ行われるAMIA(アジア大会)より講演依頼が来ました。お受けするつもりです。 

では良いお年をお迎え下さい。

2006年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、出版、講演についてご報告させていただきます。

・講演  

1月21日 福岡県南地区連合歯科医師会「包括的歯科治療」と題して

・執筆

「移植前処置としてのエクストルージョン」と題して 歯界展望9月号

 ・出版

「臨床医のためのインプラント矯正入門」 9月 砂書房

  翻訳本の出版

昨年出版した「矯正移植・Ortho-transplantaion 」がPf.Hyeon-Shik Hwang(韓国全南大学教授・ペンシルバニア大学歯学部客員教授)により韓国語に翻訳され出版しました。       

  ゼミナー 

127日(東京)、1221日(大阪)にて「インプラント矯正入門」のゼミナーを行ないます。(出版した本と同じタイトルです。)

 

 今年一番印象に残ったこと

1)講演大遅刻

  福岡県南地区連合歯科医師会の講演は久留米歯科医師会館で行なわれました。121日(土曜)午後1時半~4時半の3時間を予定していました。当日羽田から飛行機で行く予定でしたが朝から雪。羽田に着くと飛行機の出発が遅れている。主催者に電話で

・遅れているので昼食はご一緒できないと連絡。

更に雪は降り続き欠航便が出てきた。本日行けるのか怪しくなってきた。

  飛行機は更に遅れている。欠航便が出てきたと連絡。

3時間遅れで羽田出発

  とにかく出発できたので福岡航空で、と連絡。

福岡航空には主催者の方が待機、到着即車にて会場に向かう。会場到着4時。あと30分しかない・・・・。主催の判断で6時半まで延長

・・・以下長くなりますので省略します。


2005年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、出版、講演についてご報告させていただきます。

 

・執筆

GCサークル2月号   「フィットシールをブラケットなどのカバーに使った臨床応用」

 

 ・出版

本年度の出版は4月11日に「矯正移植 Ortho-transplantation -自家歯牙移植を確実に成功させるために」(砂書房)という本を出版しました。この本も前2冊同様(「包括的歯科治療へのアプローチ」「矯正を臨床に生かす」)6月に韓国語の出版が決まりました。

 

・講演  

1)5月12日 神奈川県保険医協会にて「インプラント矯正の臨床」と題して

        (保険医協会での講演は3回目となりました。)

2)9月3日 「Super G.P ; Update of Comprehensive Dental Treatment」と題して 

KDTA(Korean Dental Trade Association)COEX国際会議場にて(ソウル)

 

 今年一番印象に残ったことはソウルでの講演です。海外からの講演依頼は初めてになります。私は英語に自身がないので同時通訳をつけるという条件で引き受けました。「Super G.P ; Update of Comprehensive Dental Treatmen」(スパーGP;包括的歯科治療の最新版)という演題が主催者側で決められてきました。(GPは開業医のこと)講演の進行役をファン教授(韓国全南大学歯科矯正学教授、ペンシルバニア大学客員教授、そして私の本の翻訳者)が行なってくれるということもあって、何か私の足らないところは彼が補ってくれるであろうという安心感もあって引き受けました。

講演前日ファン教授と夕食後、明日の講演内容をパソコンを使って打ち合わせました。私がキーワードや簡単な解説を英語にしてあったので打ち合わせはスムーズに行きました。当日私は午後2時~5時の3時間を行ないますが、午前中に韓国で有名な歯科医3人が私と同じような内容で講演するということを知りました。3人で午前9時~12時、進行役もファン教授ということでした。ファン教授は「ハヤシの方が上だよ。だからひとりで3時間」というのですが、彼らがどんな内容なのか興味津々。「聞いてみたいのならばどうぞ」ということで当日の午前中は彼らの話を聞くことにしました。

彼らは矯正治療と歯周インプラント治療と補綴治療のスペシャリスト3人で、歯科総合病院を作り連携しながら行なっているというものでした。内容はまさにアメリカの歯科治療そのものという感じで、3人で協力しながら「包括的歯科治療」を行なっている様子がわかりました。後日わかったのですが彼らは3人ともソウル大学を卒業後アメリカに国費留学をし、認定医の資格を取り指導する立場になってから帰国、そして韓国歯科会をリードしている方々なのです。皆40代と年齢も若くバリバリという感じで、アメリカの最新治療をそつなくこなしていました。(講演は韓国語でしたが、スライドやレントゲンを見れば内容はわかりました。)

進行役のファン教授も40代、40歳でアメリカから帰国後すぐに教授、今でも精力的に世界中を飛び回っています。日本に比べリーダーが若い分活気がありました。

 

3人の講演を聞いたので、昼食抜きで12時過ぎから通訳の方2人と打ち合わせをしました。そこでわかったのは、こちらが思ったほど通訳がきちんとできないということです。正直言ってあせりました。いまさら変更はできません。そこで細かい内容は省略して通訳の人がわかるように簡単なことばでまるで小学生にでも話すように講演をしました。予定より20分ほど早く終わってしまいました。話したいことの半分くらいしか話せなかったなあ・・・と後悔しました。

ところが終わってからファン教授が「良かったですよ。」と言うのです。講演の要点だけに絞ったのでわかりやすかったのかもしれません。ただし日本語がわかる人が聞いたら不思議に思われるかもしれませんが。

更に驚いたことに今回の講演は録画されてDVDとして販売されるということなのです。講演前にはまったく知らされていませんでした。韓国では主催者側に全ての権利が帰属するということです。日本の浜崎あゆみが韓国でコンサートをした時も主催者が勝手に録画しDVDを発売したことがあり問題になりましたが、韓国ではそれが合法なのです。それはないよと思う半面、DVDで何度か見ないと理解できないかなという思いもして、複雑な心境です。講演の内容は20年以上の長期経過症例から現在の最新治療まで系統付けて話しています。つまり今まで出版した3冊に加え次の1冊の要約でしたから聞く方も大変だったと思います。

 

翌日はファン教授がソウル市内の観光へ半日案内してくれました。そこでも治療の話ばかりしていました。そのなかでファン教授が「次の本のタイトル決めた?」という質問に対して「まだ決めていない。」と返答すると「参考になるかもしれない。」と矯正治療に使う小さなインプラントを業者に持ってこさせました。そうです、次の私の本は「マイクロインプラントを使った矯正治療について」だからです。講演の中で次の本の内容を把握してくれていたのです。本当に良い理解者に恵まれました。

 

最後に講演のサマリー(概要)を添付します。  

では良いお年をお迎え下さい。

  

 

  

「包括的歯科治療の最新版」

 今日歯科治療は多くの専門分野に分かれています。一旦難しい症例に直面した場合各専門分野の治療を組み合わせて解決することが必要となります。しかし、各専門医が集まったとしてもそれだけでは理想的な治療計画ができるわけではありません。各分野の利点、欠点を知り、最も適切な治療を確立しなければなりません。したがって、包括的歯科治療が不可欠なのです。

「包括的歯科治療」というタイトルの本を1998年に出版しました。(翌年Pf.Hyeon-Shik Hwangによって韓国語に翻訳され出版されました。)それから7年たちます。更に進化した「包括的歯科治療」をお見せします。矯正治療を利用した歯牙移植(Ortho-transplantaion)やマイクロインプラントを使った歯周治療をお見せできることを楽しみにしています。世界で最も新しくユニークな方法です。また、正常咬合とハギシリの関係についてもお見せします。皆様の役に立てば幸いです。

                 

スーパーGP(臨床医)と紹介されていた。   講演中
記念品を頂きました。               空港まで送ってくださった。そこでも熱心にお                            話し。

2004年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、講演についてご報告させていただきます。

・執筆

歯界展望11月号  臨床の視点:矯正治療と歯肉

         ―歯肉の変化から生体を見つめ直すー

        矯正治療により歯肉がどのように変化して行くかということについて執筆させていただきました。

・講演  

1) 4月18日 SAS矯正歯科医会(名古屋市 愛知学院大学歯学部付属病院にて)

        講演のテーマは「包括的歯科治療の中で矯正治療をどう生かすか」

2)829日  栃木県下都賀歯科医師会学術研修会 (栃木市 鯉保ホテルにて)

        講演テーマは「矯正を臨床で生かすー矯正移植―マイクロインプラント矯正について」

 

 名古屋のSAS矯正歯科医会では8年前にも講演をしました。今回2度目となりました。対象は矯正専門医と矯正を臨床で手がけている一般開業医のです。前回は3時間ほどでしたが、今回は6時間という長時間の依頼でした。過去に5時間の講演をしましたが、午後3時を過ぎたあたりから目もしどろもどろ、ギブアップ状態になるのを経験していたので、長過ぎではないかというと主催者は「大丈夫です。準備しておきます。」という返答だった。名古屋なので日帰りで十分だろうと講演に使うスライドとレントゲン合計1500枚、カートに乗せて会場へ・・・・。9時半に到着。会場に入ると各自の机の上には私の書いた本おかれている。しかも10時開始なはずなのに、すでに全員そろっているという。「本気で6時間聞くつもりなんだ」とすぐにわかった。

 私は講演をするときいつも対象がどういう人達なのかを前もって聞いておく。それから聞きたい内容や質問等聞いておき、それにあわせてスライドを組む。今回は昨年岡崎で講演したときに来ていた先生がもっと詳しく聞きたいということから始まったそうである。それにあわせて用意はしたが、はたして全部できるのだろうか?と思っていたら10時になったら講師の紹介も無くいきなり始まった。結局5時半までビッチリ講演をしました。驚いたことに誰一人居眠りする人もいない。なんてタフな人たちだ。さらに6時半から懇親会。結局真夜中横浜到着。・・・・本当に疲れた。

 栃木の講演は歯科医師会主催でスライド・レントゲン600枚程度。いろんな方が来ているのであまり詳しくなく差し障り無い程度の講演をしました。

 

 

  私の症例を本に載せたいという依頼

 今年9月Dr.Mountと言うオーストラリアの先生から私の症例を自分の出版される本に載せたいという依頼がきました。はじめ何のことかさっぱりわからない。ましてDr.Mountという人が誰なのかもわからない。2年前のミルクから抽出したカルシウムとリン(リカルデント)により初期の虫歯が再石灰化で治るという症例を使いたいという。そういえば3年前に再石灰化の症例のスライドをメーカーに貸したことを思い出した。そのときはリカルデントペーストの広告に使いたいということだったので、詳しい経過と症例を付けて貸した覚えがある・・・しかしどうして詳しい内容までしっているのであろうか?ともかく使用を承諾した。非常に丁寧で使用料まで払ってくれるという。後でわかったことであるが、Dr.Mountはオーストラリアの歯科界では有名な臨床医だそうである。しかし、広告の写真だけでそんなに詳しくわかるのだろうか?と思っていたら11月に別な問い合わせがあった。

 それは歯科雑誌である歯界展望12月号にメルボルン大学歯学部教授Eric C Reynoldsと言う方の論文「CPP-ACP(リカルデント)によるエナメル質の再石灰化を促す新技術」が日本語訳されるが、その中で私の臨床例が使われている・・と言うのである。どうなっているのだろうか?

 結論はこうである。Reynoldsはリカルデントを抽出した基礎の教授である。その成分を使って臨床に応用したのが私。それをメーカー(日本の会社)が商品化して海外で販売を始めた。その時の広告の写真は私の症例。Reynoldsは私の症例を使いたいのでメーカーに問い合わせた。オーストラリア現地社ではまさか日本には伝わらないだろうと使用を許可した。Reynoldsは私の症例を使って世界中で講演をし、論文を出す。Dr.Mountはその症例を自分の本に使いたいので私に依頼された。Reynoldsの新技術の論文を日本人が翻訳したらビックリ。臨床例は日本の林だったわけである。

 もちろんメーカーは平謝り。勝手に使われて怒りたいような、世界で通用して嬉しいような、Dr.Mountの本に掲載されるようになって良かったような・・・複雑な感じです。

症例とは臨床医にとってそれほど大事なのです。言い換えれば臨床医が良い治療をすれば症例は自ずと付いてくるわけです。

そんなわけで来年もしっかり治療しようと思ってます。

 

では皆様良いお年をお迎えください。

 

「歯の構造を考慮した保存と補綴」著:グラハム・マウント
この本は欧米の教科書になります。
この本に私の症例(再石灰化について)が掲載されました。



2003年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、講演についてご報告させていただきます。

・執筆

「よみがえる口腔のためのStep by Stepとは?」デンタル・フロンティアQA

2003年、Autumn 25

 

・講演  

110月4,5日 第17回日本顎頭蓋機能学会学術大会にて 「顎機能障害を伴った患者の歯科矯正治療」と題して

2)1019日 実りの会にて 「包括的歯科治療へのアプローチ」と題して

 

1)17回日本顎頭蓋機能学会学術大会

この学会は関西系の大学関係者が中心となって運営されていて、会員数が500名と学会としては大きな学会です。会長は大阪歯科大学教授、川添堯彬先生です。

・急な講演依頼

 学会からの依頼は6月の末で、大会まで2ヶ月しかないという異例の依頼でした。大会長の山内六男先生(朝日大学教授)から連絡があり、お受けすることにしました。講演の演題は始めから決まっていました。ずいぶん急だが、普段通りに行なえばよいと思っていました。大会のプログラムが到着しました。会員による一般講演の他、外部から講師を招き特別講演を行なう、その特別講演をして欲しいと聞いていたのに自分の名前がない・・・と思ったら大会二日目の一番最後のトリに自分の名前がありました・・・いったいどうなっているんだろう?

  ああ懇親会

大会は104,5日の二日間大阪歯科大学で行なわれましたが、4日(土)の夜に

懇親会があり出席して欲しいとのことでした。4日土曜日はそんなわけで休診にさせて頂きました。1日目の大会が終わり、懇親会の会場に行くと中央の一番前に円形の食卓テーブル(中華で使うような大きなテーブル)があり、それを囲むように長方形のテーブルがセットされていました。会場の入り口辺りで私が覗き込んでいると、大会長の内山教授が円形のテーブルからこちらに来るように手招きしています。内山教授の隣の席につく、私の左隣が井上宏教授(大阪歯科大学)、その隣が会長の川添堯彬教授(大阪歯科大学)・・・対面に一番若い窪木拓男教授(今年岡山大学の教授になられたばかり、もちろん私よりずっと年上)が着席されている。気づいてみると私以外は皆大学教授で、この円形のテーブルを囲むようにセッティングされていたのです。

会長の挨拶のあと懇親会が始まると、このテーブルでは各大学の人事の話などでした。話題が合わないばかりか、隣の井上教授は一言も口を聞いて下さらない。食事はブッフェスタイルでしたが食べる気にもならない・・。たしか講演依頼を受けて大阪に来たはずなのになあ、とぼんやり浮いているうちにお開きになりました。

 

・代わりの講演

大会二日目は特別講演として皆木省吾教授(岡山大学)、田中栄二助教授(広島大学)、そして最後に私の順でした。

私の講演が終わると昨夜一言も口を聞いて下さらなかった井上教授が満面の笑みを浮かべて「良かったよ。あれなら銭もらえるよ。」とほめてくださるのです。これが大阪流なのかな、それにしても凄いほめ方だなと思いました。(詳しい大会プログラムはインターネットで検索できます。)額縁いりの感謝状と謝礼を頂き即帰りました。

後でわかったことですが、講演を依頼していた咬合(噛み合わせ)の世界的権威ロバート・ジャンケルソン先生(アメリカ・マイオトロニクス研究所所長)が急遽来日できなくなり、その代わりに私に依頼がきたと言うことでした。なるほど納得。

2)実りの会

実りの会は岡崎を中心にしたスタディグループの先生の集まりで、毎月の例会と1年に1度講師を招き講演を開催しているとのことです。昨年は井上孝教授(東京歯科大学)だったそうです。18日土曜日の夜8時より私の歓迎会をしてくれました。その後2次会へ行きホテルに戻ったのが2時くらいでした。昨年井上教授は2次会で飲みすぎて次の日大変だったそうです。私は全く問題ありませんでした。翌日には1600枚にのぼる写真とレントゲンを使い、朝9時から午後4時まで5時間の講演と質疑応答を行ないました。先々週の大阪に比べると気分的に楽でした。親しい先生方も出席して頂いたのでやり易かった。演題は5年前に出版した「包括的歯科治療へのアプローチ」という本のタイトルと同じです。

この本はロングセラーです。昨年出版した「矯正を臨床に生かす」という本が短期間にベストセラーになったのと比べると、確実に毎年売れているという本です。内容が難しいのですが、少しずつ浸透しているようです。日本顎頭蓋機能学会の演題もこの本の中の「顎関節症と矯正治療」という項目からのものでした。

 

 

皆様におかれましては良いお年をお迎えください。(0312月)


2002年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆、出版、講演についてご報告させていただきます。

 

・執筆

1)デンタルダイアモンド別冊   自由診療 「どのようにされていますか?自由診療」
2)デンタルダイアモンド2月号 「咀嚼の中心」と「延長ポンティックを有する歯周補綴の予後」

3)歯界展望7月号  「根管治療におけるx線写真の活用」分担執筆

4)GCサークル8月号     「タックエンドファイルは私の根管治療の流れを変えた」

 

 ・出版

本年度の出版は730日に「矯正を臨床に生かす・簡単なことから始めよう」(砂書房)という本を出版しました。この本は前回出版した「包括的歯科治療へのアプローチ」に続き9月に韓国語の出版が決まりました。「簡単なことから始めよう」というタイトルどおりわかり易く初心者でも出来ることから順を追って書きました。 前回出版した「包括的歯科治療へのアプローチ」は、話はわかるがとても出来ない、といった感想を頂くほど内容が難しいかったので、今度は簡単なことから出来るようにと書きました。

 

・講演  

11024日 神奈川県保険医協会にて「矯正を臨床に生かす」と題して

        (保険医協会での講演は昨年に続き2回目となりました。)

2)113日 MIA(マイクロインプラントアンカレッジ研究会)にて「長期症例から現在へ」と題して 

 

 最近できたMIAという研究会(インプラントを利用して矯正治療を行っている先生方の会)で11月に講演を行いました。この会では8月に韓国の慶北大學のキュン教授(歯科矯正学)を招き講演を行いました。キュン教授は日本で言えば国立大学の教授ですが、韓国では国立大学の教授であっても会社を経営することができるのです。そこで矯正治療に使うマイクロ(小さな)インプラント作る会社を最近設立し、日本でも販売する予定で来日されました。

矯正治療にインプラントを使う治療法は10年近く前から私の診療室では行っていました。4年前出版した「包括的歯科治療へのアプローチ」に症例と術式を掲載しています。最近になってようやく脚光を浴びてきた治療法です。

キュン先生の講演にはどのような方が聞きに来られているのだろうかと思い、その講演に参加させていただきました。主催者のMIAは私の席を確保してくださっていましたが、その席は、キュン教授、隣に通訳、そして私になっていました。

キュン教授は私にMIA関係の先生が挨拶にくるので、いったいこの人は誰だろうという視線で見られておられました。

昼休みに私が参加するので、出版社の人が会場で私の本(前回と今回のもの)の展示販売を行っていました。

キュン教授は3時のコーヒータイムに「包括的歯科治療へのアプローチ」はとても参考になった。教室にも飾ってあると言うのです。目の前に著者の私がいるということに気づかずに・・・・。実は私が著者であると言うことを伝えると大変驚いていらっしゃいました。

これもファン先生(韓国、全南大學準教授、ペンシルバニア大学客員教授)が韓国語に翻訳して下さったおかげです。そして現在では私もキュン先生のマイクロインプラントを使用しています。出版した本の成果がこんなところに現れていました。

 

ところで今回出版した本がどのくらい売れたかというと2000冊を超えた程度です。歯科界では1000冊売れれば「まあまあ」2000冊なら「ベストセラー」なのです。少ないように思われるかもしれませんが医学書のシェアなどこの程度なのです。名誉なことかもしれませんが、たいした収入ではなく、苦労ばかり多いのが出版です。

現在2冊の出版依頼がきており、早ければ来年、遅くとも再来年の春には次の出版を予定しています。

苦労ばかり多いのに何故執筆を続けるのか?その答えは今回出版した本のあとがきに記述しました。同封しますのでご一読いただければ幸いです。

 

                  では良いお年をお迎えください。

 

 

  

          あとがき

この本は日常の臨床で実践していただくようにと書いた。はじめは簡単な症例から始め、小さな成功を繰り返して「成功癖」をつけ、それから徐々に難しい症例に移って行くようにして欲しい。いきなり難しい症例を手がけてはいけない。失敗するだけでなく、患者が犠牲になるからである。

「矯正を臨床で生かす会」の若い先生を見ていると、始めるまでに時間がかかるが、いったん始めるといつしか自分のペースで臨床に取り入れている。それで良いと思う。後は本人が必要と思うところまで習得すればよいわけである。

 

ところで、このような本を出そうという企画に私自身はあまり乗る気ではなかった。私の興味は「これから先のこと」であり、また、教える立場でもないと思っていたからである。そんな折「包括的歯科治療へのアプローチ」を翻訳してくださったファン・ヒョンシック先生に昨年お会いした。私の本のレントゲンや写真を見るなり翻訳を決めたそうである。日本語が出来ないので、日本語が判るスタッフを雇い翻訳して下さったのである。「歯科界のために」という志の高さには頭が下がる思いだった。

一臨床医である私が社会に貢献できる事といえば、直接治療をするということを除けば、自分の習得した技術と臨床経験を、これからの先生に残すこと以外ない・・,そういう思いから執筆させていただいた。

だから、この本は読んだだけでは意味がない。臨床に応用され、患者に還元されてこそ価値がある。読者の先生に期待するところ大である。

 尚、次回は「歯牙移植とその周辺」について執筆の予定である。

 

20026月                    林 治幸

 

写真の説明を書きます。


           



2001年度年末報告

              林歯科医院 林 治幸

 本年ものこすところわずかになりました。皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。さて、本年の執筆は以下の2点です。

GCサークル97号

 「抜歯による顎堤の吸収をリライニングし、その後良好な経過が得られて症例」

・デンタルダイアモンド2001年7月号

     「歯牙移動、歯牙移植、外科矯正を取り入れた補綴処置」

講演は2回行いました。そのうち524日には神奈川県保険医協会にて「包括的歯科治療へのアプローチ」と題して行いました。この題は3年前に出版した本のタイトルと同名です。内容も本に沿ったものにしました。当日この本の販売も会場で行いました。講演終了後出版社の人が「持ってきた本が全部売れました。足りない分は注文に回って頂きました。」と報告がありました。後になって判ったことですが講演の聴衆者の半数に当たる先生が購入されたとのことでした。保険医協会と言えば元来保険診療を主とされている先生方の集りです。それなのに私に講演を依頼してくるようになったのも不思議な話しです。昨今のように歯科医院が乱立してくると患者さんの選択の幅が増えます。患者さんにとって良いことだと思います。質と価格が問われることになります。治療費が高いか安いかは治療が終わった時点ではわかりません。長く持てば持つほど安くなります。要するに

「治療費の総額」÷「耐用年数」=「本当の価格」

になります。そればかりか同じ部位の治療を繰り返しやり直せば歯の寿命そのものが短くなります。それに治療を何回も受けることは苦痛です。また、歯科医院を利用するのは「治療」だけではなく、悪くしないために「予防」に使うことが賢明なかかり方です。賢い患者さんはそのことに気づき始めたのでしょう。

 さて「包括的歯科治療へのアプローチ」は昨年韓国語でも出版されましたが、実はどのような方が訳されたかわかりませんでした。私に渡されたのはハングル語で書かれていたので意味が全くわからない。日本語ができる韓国の先生かなくらいに思っていました。たまたま患者さんで韓国のイムさんという方が見えた時に訳していただきました。ファン先生という方で経歴をみて驚きました。現在は全南大学準教授ですが、アメリカのペンシルベニア大学で客員教授をされていたからです。同大学の「歯周―矯正」は世界最高峰です。

イムさんの協力で連絡を取り6月に日本で行われる国際大会に来日する折お会いすることが出来ました。ファン先生は私より1歳若く、驚いたことに日本語が全く話せないのです。

日本語のわかるスタッフを雇い訳されたそうです。内容は1100枚にのぼるレントゲンと写真で意味が通じるとは思いましたが日本語が出来ないのによく訳されたなと思いました。彼も何処でこのような治療を習得したのか驚いていました。私の治療の本当の理解者が隣の国方だったとは・・。彼の前文の訳文と経歴を添付し、報告とさせていただきます。

来年は代2作目を出版の予定です。

訳者文

 

いつか韓国歯科界で“Super GP”という言葉が登場した。ある一つの専門分野のみ診療するではなく、general practice(一般臨床)をしながら全ての診療をうまくこなす臨床医のことをいうことばである。

歯科大学で矯正学を専攻している私は、矯正患者の診療のみを行なっている。歯科診療の一部分である矯正診療と、この分野の研究を行なっているだけでも新しい知識とか材料を勉強するのに時間の不足を感じてきた。矯正診療一つもまともにできないのに、“Super GP”という言葉自体が遠く感じた。一人が全てをうまくできることができるだろうか?

しかし、この本を書いた著者林治幸は、私がみると確かに“Super GP”だ。専門教育を受けていないにもかかわらず、歯周、矯正、implanttransplantation(移植)等難易度が高い診療を適切に適用することをみて驚かざるを得ない。

矯正専門医は全ての患者を矯正で、補綴専門医は全ての患者を補綴で、全ての専門医は自分が知っている範囲内で治療しようとする。他の診療内容の長所とか新技術をしらないからである。本当の患者のための“best care”は全ての治療分野の長短所をよく理解し、その患者に一番適切な治療計画を企てることである。このようなことから私は数年前からいろんな専門医が一緒に話し合い診療する“協診Interdisciplinary Therapy”体制を強調してきた。

実際、協診課程で一番大きな問題は、二つのdiscipline(専門治療)のうち一つを選択する場合、どのdisciplineがより効率的かを決定することである。大学病院では各々のdisciplineを互いに違う医師が担当するからである。そんな時、複数のdisciplineの臨床経験を持っている素晴らしい医師がいたら・・・と思う時がある。そんな人は誰か?まさにSuper GP、この本の著者である。

全ての臨床医がいわゆるSuper GPの実力を備えてもらえるために、この本を翻訳するわけではない。真の患者のためのマインド、すなわち“協診治療”に対するマインドをもう一度思い出させるだけでもこの本を見る価値があると思う。さらに、専門分野修練を経た方々には、他の分野の可能性及び長所を勉強するのにこの上ない教材なると信じてやまない。

 

1999.8

 

ファン・ヒョンシック


訳者:ファン・ヒョンシック

 

略歴

1983   延世大学歯科学部卒業

1992   延世大学歯科医学博士

1993   ペンシルバニア大学客員教授(歯科矯正)

1995   テネシー大学客員教授(歯科矯正)

現在     全南大学歯科学部準教授

       韓国成人矯正研究会運営委員

       韓国成人咬合研究所研究員

 

主要講義経歴

1991 韓国歯科矯正学会主管シンポジウム(Adult Orthodontics)

1992 韓国歯科矯正学会主管シンポジウム(TMJ- Orthodontics)

1993-1999 韓国成人矯正研究会主管シンポジウム

1994 米国ペンシルバニア歯科大学

1995 米国テネシ歯科大学

1995 第95次米国矯正学会及び第4次国際矯正学会講演

     (Keynote Speaker in Ortho-Perio Session)

1996 メンピス矯正学会招聘講演

1997 韓国歯科矯正学会主管シンポジウム(Perio Complications)

1998 第98次米国矯正学会招聘講演

1998 韓国歯周学会主管シンポジウム(Periodontal Prosthesis)

1998 韓国悪技能咬合学会主管シンポジウム(Occlusal Therapy)

 



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